矮鶏菖蒲(ちゃぼあやめ)

 鐘楼堂の下の方に群生している菖蒲。

 桜が咲くころにはまだ草丈も短く、うっかり草刈りの対象になってしまいそうな菖蒲です。

最近、次々に花を咲かせ満開になっています。

 5月の節句の時期からはずれてしまいますが、見ごろを迎えています。近隣のお庭にはたくさんのアイリスを見かけるようになりました。


 アイリスと、あやめと菖蒲と…花の形が似ていますから、区別がつかず、何度も調べてしまいました。

 興隆寺の菖蒲は草丈が短く、花も少し小ぶりで上品なお姿をしていますが、住職に尋ねると希少種の菖蒲(あやめ)だそうです。矮鶏菖蒲という品種とのこと。

 花の季節、花をつける境内の花々をまたお伝えできればと思います。


西山浄土宗 護国山柳谷 興隆寺

時代の移り変わりに寄り添い とらわれないお寺のあり方を模索し発信し続けてきた興隆寺 これからもご縁を大切に文化伝統の中心として